最近Yahoo!ブックストアで
「フルーツバスケット」が1巻無料になってて、
懐かしいなあと久しぶりに読んだので、オススメマンガのお話に
のっけてみることにしました\(^o^)/
・・・え?マニアックでもなんでもない、ベタな有名マンガ出してきたなって?笑
わざわざ紹介するまでもないですが、大好きなマンガなので載せちゃいます。
主人公は純粋でまっすぐな高校生、透。
一生懸命、毎日を過ごしているのですが、そんな彼女の生い立ちは
幸せではありませんでした。
小さい頃に父親を亡くし、そして最愛の母親も事故で失ってしまいます。
身寄りもほとんどなく、親戚も好意的にみてはくれないため、
住むところに困って山で1人暮らしていました。
山に住んでいることを必死で隠そうとしていた透ですが、
あるクラスメートにばれてしまいます。
学校でアイドル的存在の草摩由希。
しかも透が暮らしていた山は、その草摩家の土地だとういうのです。
山で暮らすことを見かねて、透は草摩家に居候することに。
しかし、草摩家には誰にも知られてはならない秘密があった・・・
*
と、いうところがおおまかなあらすじ。
どんどん出てくる草摩家の新キャラですが、それぞれに個性的で
憎めない子たちばかりです。
ストーリーも気になりますが、個人的には要所要所にちりばめられた
人を癒す名言の数々が、このマンガの1番の魅力ではないかなと思います。
いい言葉はたくさんたくさんあるので紹介しきれないですが、
中でも大好きで、こころの支えにしたい2つの言葉を紹介します。
*
まずは2巻の透の言葉。
みんなから頼りにされている由希をうらやむ夾。
みんなから愛され、気軽な関係になれる夾をうらやむ由希。
そんなお互いコンプレックスを抱いている2人のことを見て、透は言います。
「たとえば人の素敵というものが
オニギリの梅ぼしのようなものだとしたら、
その梅ぼしは背中についているのかもしれません。
世界中誰の背中にも、いろいろな形、いろいろな色や味の
梅ぼしがついていて
でも背中についているせいで、せっかくの梅ぼしが見えないのかもしれません。
(自分にはなにもない 真っ白なお米だけ・・・)
そんなことないのに。
背中にはちゃんと梅ぼしがついているのに。
・・・誰かを羨ましいと思うのは、他人(ひと)の梅ぼし(せなか)なら
よく見えるからなのかもしれませんね。
私には見えます。
夾君の背中にある、立派な梅ぼし
・・・草摩君(由希)は 素敵です。夾君は 素敵です。」
自分に自信を持てない時。
人がどうしてもうらやましく思えて仕方がなかった時。
この言葉にたくさん勇気をもらいました。
*
そして7巻の今日子(透の母親)の言葉。
暴走族を抜けるためにボロボロになった魚ちゃんに。
「痛い目みて迷惑かけないと わからない気持ちだってあるさ
人生の底まで墜ちて初めて わかる気持ちだってあるさ
キレイなモノに反発して、でもドロドロになって初めて
キレイなモノが恋しくなったりもするさ
痛みには優しさが必要で
暗闇が目立つにはお日様が必要で
どっちもバカにできない
どっちもムダなモノじゃない
だからつまずいて間違ってもそれはムダじゃないさ
“ムダにするもんか”って思ってれば、きっと自分を育てる肥やしになるさ」
あたりまえのことのようで、でも、なぜか心にしみて。
大なり小なり、思っていた人生から道をはずしてしまったことで
つらい思いをすることもある。
でも、その経験さえ「肥やし」にすることができれば。
道をそれたことも、時間を消費してしまったことも、
無駄じゃなかったって、思える気がする。
そんな勇気をもらった言葉でした。
*
こんな素敵な言葉がごろごろ転がっている「フルーツバスケット」。
ストーリーとしては、後半からちょっとご都合主義的な展開も
目に付くのですが(笑)、前半の流れはとても好きです(^◇^)
未読の方はぜひぜひ!読んでみて下さいねー♪
・・・文庫本でたらいいのになあ。笑
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