今日のたっくん

へんてこ新米夫婦のマンガ & 生活日記

GUNSLINGER GIRL(ガンスリ)を語る

昔から、相田裕先生のファンだったマイコさん。

このあいだ最新作の「1518! 4巻」が発売されて

よし、レビュー書くぞ!・・・と思ってたら、

まさかの前作「GUNSLINGER GIRL」のレビューがない・・・!!Σ(゚д゚lll)

今や閉鎖してしまったHPの1ページに載せてそれきりだったようなので、

今日はその内容を転載したいと思いますヽ(^o^)丿

だってマイコさんのファン歴はこの作品から始まったんだもの!

1518!・・・についてはまた明日書きまーす☆

 

 

さてGUNSLINGER GIRLのお話ですが、 

f:id:ruka_piko:20140728192909j:plain 全力でオススメ。

ちょっと前に完結し、最終巻が出たこの作品。

おおよその予感はあるものの、結末が読めず

「どうなっていくんだろう?」とワクワクしながら毎巻読んでました。

ラストは圧巻。

ご都合主義の展開でムリヤリ終わらせるような感じでもなく、

丁寧にラストまで描き切った作者に脱帽・・・。

ほんとに素晴らしい、としか言えないです。

 

まあ、そんな感想だけ言われても、と思いますので

ストーリーを簡単にご紹介。

ちょっとネタバレしてるけど、その方が分かりやすいと思うので書いちゃいます。

 

 

舞台はイタリア。

「五共和国派」と呼ばれるテロ組織に対抗するために、

政府が極秘に設けた機関「社会福祉公社」。

表向きは「身障者支援事業」であるが、その実態は、

国中から集めた障害者の子供に機械の身体を与え、

薬物を用いて「条件付け」という主人に絶対服従する洗脳を施し、

政府の汚れた仕事を請け負う諜報機関であった。

 

ひとりの子供にひとりの「主人」を定め、

主人を守る為なら自分の命も投げ出す・・・そういう洗脳を受ける。

洗脳された子供たちは「義体」と呼ばれ、戦闘訓練を受け、

テロ組織の調査や、必要であれば暗殺を行う。

人を殺すことに罪悪感は感じないよう「洗脳」されている子供たちは、

何の疑問も持たず、主人の命令に従う・・・

 

子供たちの背景はさまざま。

一家暗殺事件の被害で心を病んでしまった少女、

生まれた時から全身麻痺でベッド以外の生活を知らない少女・・・

ほとんどは「条件付け」により以前の記憶を消されるため、

過去を少女たちが知ることはない。

 

「条件付け」や「機械の身体の維持」のため、大量の薬物を

投与されている少女たちは、「短命」という運命を背負う。

また、命が長引いたとしても、薬物の脳への影響により「記憶を失っていく」。

管理された空間のなかで、戦うことしか求められない彼女たちは

なにを思い、どう生きていくのか。

 

 

・・・こんな話なんですが・・・

え?救いがないって?設定が暗いって?

うん、ですよね(^^;

でもね、ほんとに最後まで読んでもらいたいのですよ。

 

義体」の子供たちそれぞれにストーリーがあって、

1人1人の人生を丁寧に描いてるんです。

主人公とヒロインの設定はしっかりしてるけど、脇役が適当・・・

とかいう作品も多い中で、ここまでしっかり設定があって、

伏線も含めながら物語を展開させていけるのは本当にすごいと思います。

 

あと、イラストもすごくきれいで、丁寧。

しかも巻を追うごとにどんどん魅力的な、

迫力ある画風になっていきます。これもまた必見。

全15巻で、途中で中だるみしてきた(ペトラ編とかね)なんて

評価もあったんですが、

後半のストーリーの流れがハンパじゃないので、

最初の数巻読んでみてイマイチ・・・って思っても、

ぜひ最後まで読んでほしいなあ。

(私はぺトラ編もニヤニヤしながら読めたので、

 中だるみしてるとは思わなかったですけども!)

 

この話を知ってる人は「どの義体が1番好き?」っていう話に

なると思いますが(え?ならない?^^;)

マイコさんは選べないのです・・・みんな好きすぎて。笑

 

相田先生はこの作品も最新作も、世界観の作り方がとても上手。

ぐんぐんお話の世界に引き込まれて、キャラクターに感情移入しながら

読み進めていくと・・・アンジェで涙腺が壊れそうになりました( ノД`)

おすすめですので、未読の方はぜひぜひ!!

 

 

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