思い入れのある曲は？と、聞かれたら
今週のお題「わたしの春うた」
春というと、はじまりの季節、明るいイメージがありますが
マイコさんにとっては苦い思い出のある季節でもあります。
そう、それは受験時代ですね。
希望通りの進路に受かった人たちはいいでしょうが、
マイコさんは希望が叶わなかった年がありました。
その後、自分の思い描いていなかった場所で、思ってもいなかった
毎日を過ごしていて、しかも最初はあんまり楽しいとも思えなくて
結構ウツウツとしていました。
（誰も自分のことを知らない、どこか遠くに行きたいなあ）
なんてことまで思っていました。
その頃、なぜか毎日のようにユーミンを聞いていました。笑
これは恋愛の歌詞っぽいんですが、曲の雰囲気が
当時の自分とリンクしているような気がして心地よかったのです。
（でも友人への思いとも受け取れるかも・・・ユーミン、深いぜ！！）
そして、この歌詞を
「求めているものを得られなかった歌」と解釈すれば、
自分にも当てはまる・・・そう思います。
きみなしの きみなしの 途方もない時を
ぼくはもう ぼくはもう 持て余しすぎてる
きみなしの きみなしの 広すぎる世界で
ぼくはただ ぼくはただ 座る場所 探してる
今聴いても、やっぱり当時が蘇ってきますね。歌ってすごいなあ。
そして、その後。
マイコさんには兄がいるのですが、いつだったかその兄が
「今のマイコみたいな歌詞の歌があったよ」と、教えてくれた曲を聴いて、
マイコさんは無意識に涙を流していました。
この歌詞のすべてが自分に当てはまるわけじゃなかったのですが、
なんだかクサクサしていたあの頃の自分の背中を、
少し押してもらえたような気がしました。
今 僕のいる場所が 探してたのと違っても
間違いじゃない きっと答えは１つじゃない
今 僕のいる場所が 望んだものと違っても
悪くはない きっと答えは１つじゃない
見方によっては「言い訳」に聞こえる、この言葉ではありますが
当時のマイコさんには誰かにそう言ってもらいたかったんだと、
今振り返ってみて思います。
ここで回り道をしたからこそ得られたもの、
得られた出会い、経験、大切な仲間、家族とともに
今のマイコさんがあります。
決していまも「望んでいた自分」なわけではないかもしれませんが、
それでも悪くはない、わたしは今幸せだと、言える自分であることを
嬉しく思います。
ちなみに落ち込んだ時の自分の応援歌はこれです。
B'z『Wonderful Opportunity』(LIVE-GYM’91~'92"IN THE LIFE")
サビが異常に好きです。
逃がさないで 逃げないで 胸の痛みと手をつないで
明日を迎えよう
イヤな問題 大損害 避けて通る人生なら論外
生きてるからしょうがない
楽になりたい 投げ出したい いつか今を軽く笑い飛ばしたい
なんとかなるよ
いつも、つらいなあって思うときは
「いつか今を軽く笑い飛ばせたらいいなあ」なんて妄想しながら
シャカリキがんばってます。笑
しかし時には、明るい歌がどうしても受け入れられないくらい
落ちてしまっている時もあります。
そんな時は、とことん暗い曲が自分の慰めになりました。
このバンドはマイコさんの過去の中でいちばん辛かった時期と
ともに過ごしてきた、思い入れのあるバンドです。
君に存在価値はあるか
そしてその根拠とは何だ
涙流してりゃ悲しいか
心なんて一生不安さ
・・・いやまあ、救いようのない歌詞が多いんですけども
だからこそ、落ちていくばかりで前向きな言葉がなにも受け付けない
自分に寄り添ってもらえていたように思います。
上の「生活」はわりと有名な方なんですが、マイコさんはこの曲が
いちばん思い入れがあります。
この間 俺はまた でかい過ち犯したんだ
それはただ 時が経ちゃ 忘れてく問題だろうか
それは無いな 今もまだ 空っぽのままで生きてるよ
こんな気持ちはもういいよ
狂ったままの遠近法
夜になるたび waiting for
のたうち回って不眠症
聞いてて辛い歌詞です。でも、心に残ります。
そしてボーカル五十嵐さんの声がまたいいです。
・・・なんだか話がずれてきましたが、マイコさんの「春うた」は
明るい曲も、暗い曲も、ともに思い入れのある歌として
自分の中に残っています。
いまでも、どれも名曲だと思いますので、興味のある方は是非
聞いてみてくださいね＼(^o^)／
ではでは！
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