今日のたっくん

へんてこ新米夫婦のマンガ & 生活日記

しずかなしずかな、再生の物語。「1518!」5巻

4巻のレビューをしようと思っていたら新刊が出てしまいました!笑

f:id:ruka_piko:20180407150743j:plain1518!5巻」発売です\(^o^)/

浴衣姿の丸ちゃんが超絶可愛い♡

ちなみに中身を読んでからもう一度眺めると、

また違ったニヤニヤで楽しめる、1粒で2度おいしい感じになってます。笑

 

この作品のレビューは初なので、まずざっとあらすじをご紹介。

前回レビューした、ガンスリの作者である大好き相田先生の最新作!

ちなみにガンスリの感想はこちら。

todayt.hateblo.jp

 

ガンスリはかなりシリアスなお話だったのですが、一転して

雰囲気の全く違う、学園生活もの。

同じ作者さんなのに、ここまで違う作風で描けて、なおかつ面白いって

本当すごいことだと思います。

そして絵もめっちゃ上手いですし、才能の塊だなあと羨ましさ爆発です。

 

ストーリーを軽くご紹介。

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中1の夏、知り合いの応援でシニアリーグの観戦に来た幸(さち)は、

対戦相手のピッチャーの男の子に目を奪われる。

投げれば三振、打てばタイムリーヒット

そんな才能があふれて輝いていた彼が、なんと同じ高校に入っていた。

そして幸が先輩に頼まれて入った生徒会に、その烏谷が現れた!

しかし、野球はもうやっていないようで、雰囲気も明らかに違う。

あの時の「キラキラ」は、もうなくなってしまっていた。

生徒会の仕事を手伝うよう言われて来た烏谷ではあるが、

言葉も態度も、どこか投げやり。

そんな様子を見た生徒会長は、ある提案をする・・・

 

++++++++++++++++++++++++

 

・・・そんな話です。

その後正式に生徒会に入った烏谷くんは、不器用ながらも日々を

一生懸命過ごして、野球を諦めた後の人生を少しずつ、

楽しんでいこうと努力していくことになります。

この「なんでもない日々」を、なんて愛おしく描くのでしょうか。

文章では表せない世界がここにあるので、ぜひ手に取ってみてください!

個人的に4巻がひとつの山場で、マイコさんは涙腺がゆるみっぱなしでした。

烏谷くんをメインで描いているようですが、それを取り巻く人物にも

丁寧にスポットを当てた、素敵な群像劇になってます。

 

さて、4巻でひとつの山場を超えた烏谷くんと仲間たち。

幸も烏谷くんへの恋心に気付き、今巻は恋愛模様の強い巻になってて

終始ニヤニヤでした。ああ、青春だなー!いいなー!!笑

 

さて、前置きが長すぎましたが、恒例のちょこっとネタバレ参ります♪

 

 

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烏谷くんへの恋心を自覚した幸であるが、なんと同時期に

女の子と烏谷くんが仲良さそうに歩いているのを目撃してしまいます。

彼女は同じクラスの「ナカナツ」という、とても積極的な女の子。

ぐいぐいアプローチしているのを見て、幸は心の中で闘志を燃やします。

そんな様子を見ていた生徒会の先輩、三春は同じく生徒会の東に

「烏谷君て、女の子に興味あるのかな?」と、リサーチするよう依頼。

いい子だなあ、三春先輩!

その後の男子たちのリサーチがほっこりしてて笑えました。笑

 

そしてナカナツの積極的さのおかげか、夏休みにみんなで

プールに遊びに行くことができ、烏谷くんとの距離も

少しずつ近づいていきます。

(夏休み中にまた会いたいな 今度は2人で・・・)

なんて、幸が考えていると、烏谷くんから

「花火大会があるんだけど・・・

 できれば、オレと二人で・・・行かない?」

と、お誘いが!

幸はウッキウキで、花火大会の日を迎えます。

そしてこの日、2人で話したこととは・・・?

 

 

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文章少なすぎなんですが、ここから先のシーンはとっても素敵で

重要なところなので、ぜひ読んでください\(^o^)/

 

以下、ネタバレな感想を少し。

烏谷くんが親に負担をかけたくないと、節約して過ごしているのを見て

幸は(自分は恵まれていて申し訳ない だから私も同じように頑張る)と

祖父からのお小遣いを断るシーンがあるのですが、

祖父が

「俺もおまえの父親も、楽して稼いだ金は一銭もねえぞ。

 それを親の前で”恵まれて申し訳ない”なんて失礼だ」

「後ろめたさなんて感じるな。余裕のある人間は周りに優しくできる。

 自分の幸せを分けてやりゃあいいんだよ」

と、返す言葉がすごくいいなあと思いました。

「余裕のある人間は周りに優しくできる」って、

お金のことだけじゃないですよね。ちょっと今の自分に言い聞かせたい。

毎日いろんなことに余裕がないので、

余裕ある日々を心がけていきたいものです。

そしたら、もっと周りに優しくなれますよね。

 

あとは公志朗の気持ち。

幸を意識してるシーンなんかあったかなあとか思ったんですけど、

幸のこれまでの自分に対する接し方を振り返ってみれば、

意識しないわけがないですよね。

自分のこと、これだけ気にしてくれてるんですもの。

でも、まだまだ不安定。

ああいう言葉になるのが、すごく自然だなあと、ラストシーンは納得でした。

これからの二人が楽しみです。

 

いやー、こんな爽やかな高校生活、送ってみたかったですよー!

・・・マイコさんですか?

共学でありながら、男っ気のない学校生活を

過ごしてきましたよ!わははははは!(←投げやり 笑

いやまあ、女子同士の毎日も楽しかったんですけどね。

 

 

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